肝臓内科
C型肝炎の治療
C型肝炎とはC型肝炎ウイルス(HCV)の感染により起こる肝臓の病気です。放置すると、肝硬変や肝がんに至る危険性が高まります。
当科は、群馬、栃木、埼玉の医療機関において、C型肝炎における年間受診患者数が最も多い病院として知られており、群馬県肝炎治療費等助成審査委員長を務める高木院長をはじめ、経験豊富な日本肝臓学会の専門医が治療、検査に努めております。
主な治療は、従来インターフェロン注射での治療が中心でしたが、2014年以降、副作用が比較的少ない抗ウイルス薬での治療ができるようになり、精神的な負担もほとんどなく治療できるようになりました。
フィブロスキャン
ウイルスや生活習慣が原因で起こる肝炎は、進行すると線維化が起こり、肝臓が硬くなります。これを肝硬変といい、更に進行すると肝がんの発生リスクが高まることがわかっています。肝臓の硬さを測定することは、がんのリスク診断に役立ちます。
当院では、肝臓の硬さや脂肪のつき具合を身体に傷をつけず、無痛で測定できる「フィブロスキャン」を県内で初めて導入しました。
これによって、肝臓病の進行具合をより正確に診断することができるようになります。