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 乳がんは、食生活の欧米化などにより著しく増えています。乳がんに関する統計結果は深刻で、その発生率は増加しており、9人に1人はある年齢で乳がんになると推測されています。

 乳がんは発見されたときの病期(進行度)によりその治癒成績が左右されます。早期乳がんでは100%近い生存率が期待できますが、進行がんで発見されると生存率はおよそ50%になります。また、早期に発見された場合は乳房を残す乳房温存法が可能です。すなわち乳がんは早期に発見することが大切なのです。




月に1回の自己チェック
 乳がんの一番わかりやすい症状、それは、乳房の中に小さい、固い、痛みのない『しこり』が
できることです。自己診断を続けることで、ふだんとは違う乳房の変化に気づくことができます。
月に1回、下記の手順で自己チェックを行う習慣を身につけてください。

 自己診断は、生理が始まった日から7〜10日が適しています。閉経後の人は、毎月、一定の日を
決めて行ってください。


鏡の前で乳房の形をチェック
1.鏡の前に立ち、両腕の力をぬいて自然に下げたまま次のことを調べます。 
  1. 左右の乳房の形や大きさに変化がないか。
  2. 乳首のどこかに皮膚のへこみやひきつれはないか。
  3. 乳首がへこんだり、ただれができていないか。


2.両腕を上げた状態で、a.b.c. と同じことを調べます。
(しこりがあるとそこにへこみができたり、ひきつれができたりすることが
あります。)
あおむけになってしこりをチェック
3.仰向けに寝て、あまり高くない枕、あるいはタオルを折り、
背中の下に入れます。
左手を上に上げ、頭の下に入れるようにします。
右手の指をそろえてのばし、まず左乳房の内側を調べます。

注意:乳がんの自己検診を行う時は、指先で乳房をつままないように
    することが大切です。





4.右手を左乳房の内側(乳首よりも内側) にのせ、指の腹を胸の中央部に向かって、柔らかく、しかもしっかり滑らせるようにし、しこりの有無をまんべんなく調べます。



     
5.同じ姿勢のまま左腕を自然な位置に下げ、今度は乳房の外側の部分を外から内に向かって、柔らかく、しっかりと指を滑らせて調べます。

6.右乳房も同様の方法で調べます。




わきの下のリンパ節と乳頭をチェック
7.起き上がり、右手の指をそろえてのばし、左ワキの下に入れてしこりがあるかどうか指先で確かめます。
右のワキの下についても同様の方法で調べます。




8. 
左右の乳首を軽くつまんで、乳を搾るようにし、血液の混じった分泌物が出ないかどうかを確かめます。

もし乳房にしこりやしこりらしきもの、何らかの異常をみつけたら、独りで悩んでいるよりも、すぐ、
専門医に相談してください。





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