群馬県藤岡市の中核病院 くすの木病院でがん療法、リラックスした透析治療、PET/CT検査でがんの早期発見!あなたの笑顔を守ります。

日本医療機能評価機構認定第MA71号

群馬県藤岡市藤岡607−22 0274-24-3111

患者様のためにできることMENU

PETセンター

PETセンター

PET/CTとは

PET検査PETとは、『ポジトロン・エミッション・トモグラフィ(陽電子放射断層撮影)』の略で、検査薬を体内に投与することでがん細胞がどこにあるのかを見ることができます。
このPETとCTの画像を同時に撮影することができるのがPET/CT検査です。
機能画像のPETと形態画像のCTを合わせることで、より見やすく精度の高い画像になります。

がん細胞の性質を利用した検査

がん細胞は、正常の細胞に比べて3~8倍のブドウ糖を取り込む性質を持っています。PET検査ではこの性質を利用し、たくさんブドウ糖を取り込んでいる細胞を探してがんを見つけています。
検査では、ブドウ糖に近い成分である検査薬(FDG) を投与し、しばらくして全身をPETで撮影します。すると、がん細胞がブドウ糖を取り込もうとするため周りに検査薬が多く集まり、がんを発見することができます。

PET/CT検査のメリット

一度で全身をチェックできる身体に優しい検査です!

特定の臓器だけでなく全身を一度に撮影できるため、予期せぬところにできたがんを発見することができます。また、検査前に検査薬を注射する以外は、痛みや不快感はほどんどありません。

腫瘍良性・悪性の判断、転移・再発の確認に!

検査薬の集まり具合をみることで、腫瘍の悪性度をみることができ、良性・悪性の診断ができます。
また、従来の検査では発見が難しかったリンパ節に転移したがんもみつけることができます。がんの広がり方を把握することができるので、転移・再発がないかを確認したり、どれくらい進行しているかを診断することもできます。

早期発見!小さながんを発見することも!

がんは早期に発見して治療を行えば、より高い確率で改善が可能といわれています。しかし、発見が遅れてしまうと転移したり再発したりするリスクが高まり、生存率が低くなってしまいます。PET/CT検査では、レントゲンなどで確認が難しかった小さながんでも、PET検査では発見がしやすくなります。

着衣のまま横になるだけ!女性にも優しい検査です

乳がん、子宮がん、卵巣がんなど、女性特有のがんは自覚症状が出にくく、症状に気づいたときには治療が困難な場合が少なくありません。PET/CT検査は、それらの気になるがんを一度でチェックできるため、心身の負担が軽減されます。また、着衣のまま横になるだけの検査のため、婦人科検診へ行くのをためらってしまう方にもおすすめの検査です。

検査の流れ

①受付
検査の流れと設備についてご説明させていただきます。
その後、検査着に着替えて頂き、身長と体重測定を行います。
②採血と注射
血糖を調べるための採血と、FDG製剤を投与します。
③待機室
薬剤が全身に行きわたるまで、待機室にて1時間お休みしていただきます。
④PET/CT検査
PET/CT装置に横になって頂き全身を撮影します。(20分~30分)
⑤回復室
極微量ですが体から放射線が出ており、周りの方々の余計な被ばくを減らすため、検査後30分間はPETセンター内回復室にてお休みしていただきます。
30分間のお休み後、検査終了となります。受付からおよそ2時間30分です。

検査前処置として、前日・当日の運動は避け、検査前5時間前は、絶食していただきます。(糖分の入っていない、お茶や水は構いません。)

PET/CT Q&A

放射線の注射をして大丈夫?
PET/CTの放射線被曝量はどのくらい?
PET検査で用いられるFDG薬剤の放射線は、約2時間で半減するペースで弱くなっていきます(1/2,1/4,1/8…)。つまり、24時間たてば放射線の量は全て体内にあったとしても、実に1,000分の1以下になっています。こういった減衰に加えて、尿として排泄されていきますので、検査翌日に身体から出る放射線は自然界に存在する放射線と変わらないか、あるいはそれよりも弱いくらいになっています。
1回の検査で体幹部の被曝量は、個人差もありますがPET/CTの場合、PET約4mSv、CT約10~20mSvで合わせて約14~24mSvです。この線量が人体に及ぼす影響は、ほとんど無いと言われています。ただし、妊娠中の方は、放射線を使用する各種検査は避けることが望まれます(医師が必要と判断した場合以外)。また、授乳中には母乳に混じってFDGがお子さんの口に入る可能性があります。ごく微量の放射線ではありますが、念のため24時間程度は授乳を避けてください。
※放射線の単位:mSv(ミリシーベルト)
家族への影響はないのですか?
1回の検査で最も多くの放射線を受けるのは検査を受けた方ですが、受診者本人への影響もほとんどなく、家族への影響はまずないと考えてよいでしょう。ただし、小さなお子様の放射線被曝には細心の注意を払う必要がありますので、家族に妊娠中の方、乳幼児がいらっしゃる場合は12時間程度は密接な接触を避けてください。
なぜ絶食と安静が必要なのですか?
PET検査に用いる注射薬(FDG)とはがん細胞のエネルギー源であるブドウ糖を塩水で溶いたような薬なので、食後で体内にたくさんの糖があると、それらを摂取してしまうため、あまり、がん細胞が取り込まなくなってしまいます。そのため一定時間の絶食が必要になります。検査終了まで水だけで我慢してください。 薬剤を注射してからは、注射薬が身体全体に行き渡るまで約1時間安静にしていただきます。その間に何か物を見たり、おしゃべりしたり、歩き回ったりしてしまうと、薬剤が目やのどや腕の筋肉などに集まってしまい、異常との区別が難しくなります。正確な診断を行う為にも、前日から激しい運動等も控えていただきます。 検査後もごく微量ですが体から放射線が出ています。周りの方々の余計な被曝を減らすため、検査終了後約30分間はPETセンター内でお休みしていただきます。

保険適用について

PET検査の適応疾患について(保険適用)

今までは保険適応となる病名が限られていましたが、今回の改正で、早期胃癌意外全ての悪性腫瘍が保険適応になります。また、いままではPETで保険適応であった、確定診断・良悪鑑別・原発巣検索に つきましても病理診断で確定が得られなかった場合又は医学的な理由(生検リスクが高い等)によって病理診断が困難な場合は、臨床上高い蓋然性をもって悪性腫瘍と判断されれば算定できるとされています。
※厚生労働省 疑義解釈資料より一部抜粋

てんかん 難治性部分てんかんで外科切除が必要とされる患者に使用する。
虚血性心疾患
PETのみ可
虚血性心疾患による心不全患者で、心筋組織のバイアビリティ診断が必要とされる患者に使用する。ただし、通常の心筋血流シンチグラフィで判断困難な場合に限るものとする。
悪性腫瘍
(早期胃癌を除く)
他の検査、画像診断により病期診断、転移・再発の診断が確定できない患者に使用する。
  • すべての疾患において、他の画像診断が行われた上でPET検査が必要だと判断された場合に保険適用となります。
  • 同月にCTを行なっていない場合PET/CTの保険適応となります。CTを同月に行なっている場合はPETのみの保険適応となります。(実際の検査は全てPET/CTで実施いたしますので保険請求上の違いになります。)
  • 同一月内にガリウムシンチグラフィが実施されている場合、どちらか一方が保険適応外となります。
  • 胃がん、肝細胞がん、胆道系のがん、泌尿生殖器系のがん、骨腫瘍なども保険適応となりました。

共同利用(医療機関向け)

PET検査を保険診療で依頼される場合の注意事項

ご依頼される先生方には診療情報提供書記載事項につきまして、より一層のご協力をお願い致します。

診断情報提供書の記載について

1 良悪性の鑑別診断(○○癌疑とご記載ください)

保険で認められている鑑別診断は、肺癌、乳癌、膵癌、原発不明癌の4項目です。
ただし、以下のような条件を満たす場合に限ります。

  • ①肺癌(喀痰細胞診、気管支鏡細胞診、肺生検)などで確定できない場合
  • ②乳癌(吸引細胞診、穿刺細胞診、針生検)などで確定できない場合
  • ③膵癌疑(原発病巣に腫瘤が見られ、膵癌か腫瘤形成性膵炎か鑑別困難な場合)
  • ④原発不明癌疑(リンパ節生検、CT等で転移病巣が疑われ、かつ、腫瘍マーカー高値等、転移病巣以外の原発病巣の存在が疑われる場合)

▼病理結果及び腫瘍マーカーの種類と数値をご記載ください。

2 悪性腫瘍の術前検査、病期診断(○○癌、病期診断とご記載ください)

保険で認められている病期診断は、肺癌、乳癌、大腸癌、頭頚部癌、悪性リンパ腫、悪性黒色腫の6項目です。病理診断などにより確定し、ステージングが他の検査、画像診断で確定できない場合。(PET検査依頼前に何らかの他の検査、画像診断が行われていることが条件)

▼施行されました検査結果をご記載ください。

3 悪性腫瘍の転移、再発の診断(○○癌、転移・再発疑とご記載ください)

保険で認められている転移・再発診断は、肺癌、乳癌、大腸癌、頭頚部癌、脳腫瘍、悪性リンパ腫、悪性黒色腫の7項目です。転移、再発が疑われるが他の検査、画像診断で確定できない場合。(PET検査依頼前に腫瘍マーカーの上昇、他の検査、画像診断で再発を疑う変化を認めるなどの根拠が必要)

▼具体的にご記載ください。

4 てんかん・虚血性心疾患の検査につきましては、ご不明な点がございましたらお問合せください。

5 保険適応外

  • ①スクリーニング検査
  • ②非特異的な症状・所見(疼痛・胸水など)での検査
  • ③経過観察(転移、再発を疑う根拠が何もない。自、他覚症状のみでは不可
  • ④治療効果判定
  • ⑤脳腫瘍の疑い、悪性リンパ腫の疑い、膵癌転移再発の疑いは適応外
  • ⑥リンパ節腫大、腫瘍マーカー高値のみの原発不明癌

保険適応外の場合には、自由診療となります。
高額な検査となる為、必ず患者様の了解を得てからご予約ください。

PET/CT がん検診についてはこちら

PET検査に関するお問合せ窓口
0120-088-141