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 当院において、入院における化学療法だけでなく、新たに外来化学療法室を設置することになりました。外来化学療法室は、単に薬剤投与を行うだけではなく、外来化学療法の導入から、日常生活において統括的に携わっていく『外来化学療法を受けるひとをサポートしていく部署』と当院では位置づけ、医師・看護師・薬剤師で医療チームを構成して治療にあたっていきます。


当院の消化器センターではESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)を行っております。最近注目を集めている内視鏡的に早期癌を一括除去できる治療法です。

手術による開腹を必要としない低侵襲の治療

癌病変の粘膜のみをそぎとるので、臓器が温存され、術後の機能障害の心配がない。
「がん治療」における3本柱
「手術」
「放射線療法」
「化学療法(抗がん剤治療)」です。

歴史的に見ると〈がん〉という〈できもの〉を体外に取り出す「手術」がもっとも古くより試みた手法で、現在でもその中核をなしています。しかしながら今日のがん治療においては、再発の予防や生活の質(Quality of life)の向上など、さまざまな治療目標が生まれており、これらを達成するためには「手術」だけだはなく「化学療法」や「放射線療法」などを組み合わせた集学的治療を取り入れることが当たり前になってきています。その中でも「化学療法」の進歩は目覚しく、今日のがん治療の中でその果たす役割はますます大きくなっています。近年では抗がん剤のみならず制吐剤や適切な支持療法(副作用を緩和させる治療)も目覚しい進歩を遂げており、「化学療法」の治療成績が向上するとともに外来治療も可能となりました。

当院においても、自宅でいつもどおりの生活を送りながら治療を受ける高齢の患者さんや、完全な形で仕事復帰を果たして治療も継続する、といった患者さんも珍しくない時代となりました。しかしながら、古くある〈抗がん剤〉のイメージも相まって、「社会生活を送りながらの化学療法は不安だ」「はたして効果が疑問だ」といった声も少なくないのも事実です。

そこで、こういった声にお答えするべく、この度当院に外来化学療法室を設置することになりました。外来化学療法室は、単に薬剤投与を行なうだけではなく、外来化学療法の導入から日常生活において統括的に携わっていく『外来化学療法を受ける〈ひと〉をサポートしていく部署』と当院では位置づけて、専任医師・専任看護師・専任薬剤師で構成された医療チームで、主治医ともに皆さんの治療に臨んでいきます。
































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